ハイヤーサービスを利用する

ハイヤーは、タクシーと同様に車を使って目的の場所まで運んでくれる旅客自動車です。法令ではタクシーもハイヤーもほとんど違いはなく営業しています。しかし、ハイヤーは、様々な交通手段の中でも付加価値があるものとされていて、特別な時や特別な人が利用するものという印象があるのが一般的です。

タクシーは乗り場で客待ちをしたり道路を走行中に客の求めに応じて停車して乗せたり、または配車で迎えに行くといったことが行われています。使われる車両も地域によりますが、目立つようなカラフルな色をしていることが多いです。料金は、走行距離に応じたメーター料金が主流です。ハイヤーの場合には、基本的に予約制となっており、料金も時間貸しとなります。車両も黒塗りや白塗りのものが多く、タクシーよりもハイクラスの車両が使用されています。

ハイヤーサービスはVIPや会社役員の送迎に使われることが多いイメージがありますが、現在はそれだけではありません。事前予約では車両だけでなく乗務員を指定できる会社も存在しており、利用者が目的に合った選択をできるのが特徴です。車両によっては多少料金が上がる会社もありますが、価値のある心地よい時間を提供してもらえます。

近年は、セダンだけでなくワゴン車を使ったハイヤーも増えており、よりゆったりとした室内でくつろげるほか、ドライバー以外で最大9名までが乗車することができますから、ある程度の人数で移動する際にも便利です。また、ドライバーはプロ意識やスキルにも長けていますので、マナーを重んじる必要のあるシーンなど色々な場面で役立ちます。格式のある接客サービスは魅力的です。

専門的な資格を取得しているドライバーもいて、それらをいかしたサービス内容もあります。特に介護福祉士のような資格を所有している場合には、車イスの利用者や体が不自由な方、お年寄りが利用する際に心強い存在となります。また、秘書の資格を持っているドライバーは、役員や特別なゲストをおもてなしするときに手配したい人材です。ハイヤーはエグゼクティブ向けと言われますが、一般の誰でも利用できます。観光や冠婚葬祭、イベントの送迎など、色々な場面で活躍しています。英会話スキルを持つドライバーを依頼すると、外国人の友人を連れての観光の際に意志の疎通を図りながら効率よく回れます。ちょっと特別なパーティーや記念日に、優雅な時間を過したいといった希望も叶えてくれる乗り物です。